なぜ●●の充満した治療院は自ら廃れるのか

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こんにちは!クドケンラボ所長の斉藤です。
治療家の先生の「気になる!」をクドケン直営店で実践し、最新の集客情報を発信していくブログ…その名もクドケンラボ!私斉藤が店舗運営に役立つ様々なことを実験・研究しお届けしていきます。

【今回の研究テーマ】

こんにちは!
繁盛院へのいばらの道を爆走中の皆様、いかがお過ごしでしょうか。

険しい道のりに疲れたり、思わぬ落とし穴にやられている方々に向けて、わたくし斉藤が一服の清涼剤としてお届けいたします「クドケンラボ」。今回もファービュラスでゴージャスな話題を提供していきますので、どうぞ最後までお楽しみくださいね♪

さて突然ですが、みなさんは毎日同じメンバー、同じ顔触れで仕事していますか?職種にもよりますが、多くの方はある程度決まった顔ぶれで仕事することが殆どかと思います。

うちの治療院もまさにそれ。
日々同じ顔、同じ声、同じキャラに囲まれて業務を遂行しております。変化はないけど、その分ある種の安心感がありますね。馴染むわ〜(しみじみ)。

こうなりますとですね、割とガチな人見知りの僕でも、うっかり毒舌な冗談なんか吐いちゃう始末。この僕が…我ながらビックリです。安心感って無口な男を(ちょびっとだけ)饒舌にするんっすね。

あっ、ちなみにパワハラではないですよ!?
そこはきっぱりと否定させて頂きます(笑)

イラスト①

しかし、まぁ、アレですね。

毎日馴染んだ同じ顔触れ。
いつものメンツで、いつもの仕事。

こうした環境は、何より「安心感」が抜群です!

ぬるま湯のお風呂に浸かったときのような、海外旅行中に白飯と味噌汁&梅干しに遭遇したときのような、「あーそうそう!コレコレ!」的な安心感。(海外旅行で胃が疲れたときに食べる白飯と梅干しってなんであんなに美味しいんでしょうか…)

でもね、安心感あふれる馴染んだ環境にも残念ながらデメリットは存在します。

それが「慣れ」という名の悪魔。
「安心感」とか「馴染んだ」とか「いつもの」の裏側にひっそり隠れているヤツ。それが「慣れ」なのですねー。

「今の状況でいざこざも特にないし、このままでいいよね~」
「この部分掃除しとこうかな?でも誰の目にもつかないし、誰も見てないからいっかー」
「あの人って意外と結構手抜きしているんだ…。じゃ、私もこれくらいいいよね」

イラスト②

いかがでしょう、この力いっぱい後ろ向きなセリフの数々。
ポジティブさ、やる気、明るい未来感ゼロのこの言いぐさ。

あ、別にうちのスタッフが普段からこんな悲しいこと口走っているわけじゃないですよ?もしそうなら、日頃温厚なカピバラ男子たる斉藤も血走った眼かっぴらいて地団駄踏んでやりますから。

じゃなくて、「慣れ」が蔓延した空間では人は誰しもついこういうこと考えてしまいがちですよね?って話です。僕もアナタもみんな同じ。「慣れ」の魔力はそれくらい強力なんです。

そして、「慣れ」のもう1つの怖いところ。
それが、気付かないうちにダメになっていくってところなんですね。

今すぐどうこうってことじゃないけれど、なんとなーく締りがなくて、ゆるっとほんわかしていて、でも「ゆるふわ感」なんて可愛らしいもんじゃないヤバさ。衰退への道を緩やかにでも確実に転げ落ちているような、そんなヤバさ。

これこそが「慣れ」の怖さ。
下手なホラーより、よっぽど怖いのであります!!!

そう!だからこそ僕はこう思う!

【現状維持は衰退への一歩なり!!】

変化を嫌っている場合じゃないんです。
「安心感」とか「こなれ感」とか言ってる場合じゃないんです。
うっかりしていると、繁盛院を目指すどころか消えて無くなるかも?の危機なんですYO!

・・・ってことに気が付いたら皆さんはどうしますか?
現状維持から抜け出す為にどう行動しましょう?

全体でミーティングを開く?
リーダーを任命して任せる?
課題を店舗に与える?

うんうん、どれもそれなりにアリですね。
間違いじゃない。
でもね、残念なお知らせが1つあります。

それが

『当の現場スタッフにそんな自覚(危機感)はほぼ無いよ問題!!』

そう!
つまり、安心感溢れる「いつもと同じ素敵な職場」で働くスタッフ自身に、『このままだとヤバいんじゃね?』という危機感はまず無いのです。

そんな危機感のないスタッフに、「最近○○だから気を引き締めろ!」「売り上げ落ちているのはなぜだ??」「マジでヤバいんだから真剣に考えろ!」と言ったところで、素直に「はい!」と言える人が果たしてどれくらいいるでしょう??

これね…僕自身が昔そう言われる立場だったので分かります。

「自分なりにココに気を付けている(つもりな)のに何なの?」
「上は、結局そういう所は見ていないんだよな。まったく」
って、ぶっちゃけ思ってましたから。
評価されないことには不満を持つけど危機感なんてコレっぽっちも持っていませんでした!ごめんなさいよ!って声を大にして言いたい!(笑)

言い訳する訳じゃありませんが、別にね、当時の斉藤青年がダメな奴だったわけじゃありません。「人ってそーゆーものよ」ってことです。

評価する側の人はついマイナス部分にばかり目がいきがちですが、逆に評価される側の人は「もっとプラスな部分を見てほしい」「自分を認めてもらいたい!!」「もっと!もっと!」と思うもの。

これこそが、昨今よく聞く『The・承認欲求』ですね。

要は、スタッフからすれば

「わたくしの承認欲求を少しも満たさないばかりか注文ばかり。わたくしの働きぶりちゃんと見てる?!まずはそこから始めるがいいわ!!喝だっ!!」

ってことなのでしょう。

ちょっと張本さんのエッセンスが入ってしまいましたが(笑)、まぁ簡単に言うとこういうことです。

そこで斉藤、考えました。
スタッフにはこちらが望むレベルで仕事をしてもらいたい。
でも、スタッフ本人が満足できるように承認欲求もちゃんと満たしてあげたい。

どうする?
どうする斉藤?!
そうだ!!承認欲求をくすぐる方法にチェンジしよう!

ってことで、やっと今回のテーマです。(ここまで長かった…汗)

『月に1回スタッフを表彰してみた』

【具体的にこうして表彰しました】

当院では月に1回全スタッフが集まってミーティングを行います。
そこで、その場を使ってスタッフを表彰する事にしました!

目的はシンプルに3つ!!

①スタッフの行動をプラスに承認
②表彰されたスタッフは自分自身に特別感を感じ、それを見ている他のスタッフも表彰されたスタッフを承認する機会となる
③モチベーションのUP

さー、僕の思惑通り3つの目的が達成されるでしょうか。
治療院とスタッフ双方がウインウインになれるかどうかが試されます。

まず、リアルに表彰状を用意します。
もちろん表彰されるスタッフの名前を入れて本格的に仕上げますよ♪

そして代表から表彰状とクオカードを渡しつつ、更にはスタッフとの記念写真も撮ります。わたくし斉藤、写真嫌いなんですけどそこはスタッフのため!!身体をはりました(笑)

イラスト③

まずミーティングの場でいきなり「表彰状!○○さん」と名指し(笑)
状況が読めないスタッフさんがポカーン(“゚д゚)とする中、ぐいぐいと強引に進めます。

表彰状を読み上げ、クオカードとセットで渡しました。
するとですよ!!

なんと、そのスタッフさん。涙ぐんで賞状を受け取っているではありませんか!!
思いがけない表彰に驚いたのと、やはり日頃からしっかり院のためスタッフのためを思って行動してくれていたのでしょうね。自分の働きが評価されたことを、とても喜んでくれました。

ミーティングでの突撃表彰式に味を占めた僕は、これを境に毎月のミーティングで表彰するようになります。

ただここで1つ大切なポイントがあります。

この場で評価するのは売上だけではなく、数字にならない働きについてもしっかりと評価するということ。数字を見れば誰でも売り上げは分かります!でもそこだけを評価していてははダメなんです!!!

数字で表れないスタッフの頑張りや工夫も、きちんと評価して表彰する。こうすることで直接売上に関わらないスタッフのモチベーションUPにもなりますし、なにより「見ていないようで実はしっかり見ているよ感」が醸し出せますよね(笑)

この表彰制度を始める前と後では、スタッフも「見られている」という意識が芽生えたのか、日頃の仕事ぶりに緊張感が戻ってきたように感じます。また、他者への行動も意識するようになり、互いに良い刺激を受けているようですね!

【まとめ】

人間には承認欲求がつきもの。
評価される事は自身の立場や仕事ぶりを認められている気持ちになります。

マイナスを指摘するだけでなく、評価することでプラスの感情を刺激してモチベーションを上げながらまたひとつ成長していきたいですね。

クドケンラボ、引き続きあらゆる方向から実践していきますよー(^^)

○○を試してほしい!