院内チラシの反応率をアップさせた意外な方法

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こんにちは!クドケンラボ所長の斉藤です。
治療家の先生の「気になる!」をクドケン直営店で実践し、最新の集客情報を発信していくブログ…その名もクドケンラボ!私斉藤が店舗運営に役立つ様々なことを実験・研究しお届けしていきます。

【今回の研究テーマ】

皆さんこんにちは。
今週もクドケンラボがお届けする素敵なお時間がやってまいりました。
どーも。毎度おなじみクドケンラボ所長、サイトウでございます。

さてみなさん、日々健康にお過ごしですか?
わたくしサイトウも、治療院運営会社の社長らしく当然(自称)健康でやっております。

そんな「自称健康野郎」の素敵な僕が本日も様々な取り組みをお伝えしますクドケンラボ、いざスタートです!!

今回のテーマのきっかけは、院内に設置してあるチラシの状況がふと気になったことから始まります。

「そういえば、院内に設置してあるチラシの状況はどうなのよ?」とスタッフに聞いてみました。

すると即座に曇るスタッフの顔。
おい、どうした。

スタッフ「それが…設置場所にもいろいろ工夫しているのですが、以前よりチラシを持っていってくれる方が少ない気がします。目立つポップを作成したり、チラシの内容やデザインも作成者側と話し合ってインパクトあるものに変更しているのですがなかなか…」

ほほぅ。確認してみると、確かに明らかに減ってる枚数が少ない様子。見た目的にも十分インパクトあるデザインに仕上がっているのに、一体なぜ?
WHY?!(是非、出川さん風にお読みください)

さて、こんな時あなたならどうしますか?

更なるインパクトを追及しますか?
それとも有無を言わせず直接手渡しますか?
それとも患者さんがチラシを手にするまで出口を封鎖しますか?(世の中ではそれを「監禁」と呼びます)

闘い方はそれぞれなので、「コレでなければならない!」という必勝の正解はないと思うのです。でもね、僕はコレだけは忘れないようにと己に言い聞かせております。

『答えは必ず現場に隠れている』のだと!!!

『事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!』と!!

(懐かしの「踊る大捜査線」より。ご存知ないヤングの方は、周囲のオーバー30の方々に聞いてみましょう)

そう、現場(店舗)はヒント・発見の宝庫なのです!
そこを見ずして、どうして戦略を立てる事など出来ようか!?
笑止千万!おぬしらの目は節穴かと!

というわけで、僕、しばらく患者さんのフリをして店舗をうろついてみることにしました。怪しまれない程度に、でもしっかりと。
かといって不審者感を出さずにウロウロ…。

いやーだってねぇ。
「答えが現場にある」なら現場に居るしかありませんもの。

で、実際に見てみた。
サイトウ、頑張ってうろついてみました。

当院のスタッフは季節ごとに院内装飾を変えたりするマメさなので、患者さんもその変化を普段から楽しんでいるようでした。院内装飾やポップはスタッフ手作りがほとんど、イラストや文字もかなり丁寧に分かりやすく作成されています。

一言で言って、レベルが高い!
治療院の装飾としては、かなり良く出来ている部類だと思われます。

よし。
院内装飾がいい塩梅なことは分かった。
スタッフはマメだし患者さんも喜んでいる。
しかし、肝心の答えはまだ見えてきません。

そこでサイトウ、更にうろつきます。
心を込めてうろつきます。

おぉ!すると答えがうっすら見えてきた!

・・・というのもですねぇ、確かに院内装飾にはとても目が行くのですよ。変化があるし、凝っているし、「んもぅ、おたくのスタッフさんったら器用なのねー」って言いたくなる感じ。でもね、肝心のチラシがなんだかぼやけて見えるんですよ。

ぼやけてる…っていうか、院内装飾の柄の1つとでも言うのでしょうか。それはもう見事な埋没具合なのです。

そう!
なんと、一番注目してほしいはずのツールがすっかり『風景』になっているんですよ!

風景ですよ、風景。
なんて恐ろしいんでしょう。
「全然意味ないじゃん」とはこのこと。

イラスト①

更に言うなら、うちの院内装飾はものすごく派手!というわけではないんですよ?目がチカチカするような蛍光色を使用しているわけでも、等身大サイトウ人形がうごめくといった奇抜なものでもないんです。

至ってシンプル、非常にまっとうな作りなんですよ。
にも関わらず、なぜチラシが風景の一部になってしまうのか?
残念すぎる・・・。

突然ですが、ここで質問!

以前ニュースレターについてクドケンラボ内でご紹介したのを覚えていますか?確か「ニュースレターを手書きにしてみた!」というような内容だったかと思います。
(※忘れてしまった方はぜひ過去記事を読んでみてくださいね~)

何が言いたいのかと言いますとですね、要は、今ある院内装飾は「手書き」がメイン。この「手書き」こそが見る人にインパクトを与えているのではないか!?と思ったのです。

つまり、どんなにチラシに派手な色やフォント・写真を使い凝ったデザインだったとしても所詮は印刷(プリント)。手書きPOPの前では、目立ち度で勝ち目はないのではないかと。温かみを求める人間の深層心理にかかれば、印刷物であるチラシは「親近感がわかない」「宣伝的」というネガティブな印象を与えてしまうのではないか…という仮説です。

だからこその今回のテーマ!

目立ちたかったらやっぱり手書きだ!書け!書くんだ!!

『(目立ちたいから)今すぐチラシも手書きにしてみた』

なのです!!

まずはここで、手書きチラシの威力を夢見るサイトウの妄想を少々ご紹介しておきましょう。

①手書きになったことでチラシ目立ちまくり

②手書きチラシの温かみにまんまと引き寄せられた患者様が持ち帰る

③「まぁ、このチラシ素敵ザマス」とご友人にご紹介

④親しい人からの紹介によりポスティングより信頼度大幅UP

⑤既存の患者様に加えてご友人まで新規ご来院。YEAH!!

・・・とまぁ、こうした素敵なストーリーを思い描いております。
やっぱりね、ただ目立つだけじゃ意味がありませんから。しっかり新規集客UPを狙う目的も含まれておりますよ。

というわけで早速、院内装飾を担当しているスタッフさんに協力してもらってチラシの手書きデザインを考案しました!

【具体的な手書きチラシの中身とは】

実は当院では元々、長らくご来院されていない方に対して「コミュニケーションハガキ」なるものを送っています。内容としては、院の最新情報やお得なクーポンなどを『手書きで』掲載したもの。(※コミュニケーションハガキについても過去記事に載っているのでぜひご覧ください)

こうした前例を活かしつつ、手書きチラシも以下のような、院の雰囲気とスタッフの特徴をあますことなくアピールしつつ作成してみる事にしました。
(※写真はサンプルとなります。実際のチラシデザインではありません)

写真①

そして、更に入口のブラックボードでもチラシをアピール!!!
「お得なチラシあるよ」→どんな「お得」かは見てのお楽しみ!
「限定15名様」→早くしないと終わっちゃうよ!

・・・と煽る、煽る(笑)

写真②

そして、ブラックボードで力いっぱい煽るかわりに、一方の院内は大人しめを意識。まさに緩急、メリハリを意識してございます。院内装飾をよりシンプル化し、手書チラシをメインに配置も考え直してみました。

そう、「風景」になるべきはチラシではなく院内装飾の方。本来のあるべき姿を目指しました。

はてさて、一体どうなったでしょう?
なんとですね、こちらはすぐに効果が出たというのです!

スタッフ「甘くみていました(笑)先月0人だったチラシ新規数が、院内だけで3人増えたんです!0から3て、かなり大きい事だと思いませんか!」

おぉ~!そんなすぐに反応があったとは!
結果にすっかり気をよくした僕は、現場を確認するため再度治療院を訪れてみました。

おぉ確かに、手書きチラシが目立っておられる・・・。
素晴らしい。

そしてその時、実はもう1つ発見がありました。
それが「目移りしなくなった」ということ。

チラシを目立たせるために院内装飾をほどほどにした事で、これまで装飾のあちらこちらに視線が移っていたのが無くなりました。更に、チラシが手書きになることでよりアイキャッチが強力になり視線が一気にチラシに集中します。

この2つの効果で、本当に目移りが無くなったのです。

院らしさをアピールしたい!
季節感を演出して雰囲気のマンネリ化を防ぎたい!
来院する患者様に楽しんでもらいたい!
魅力ある空間にしたい!!ウチは他とは違うんだ!!

そう思って頑張ってしまう気持ち、よ~く分かります。
でも、それで本当に見てもらいたいものが目立なくなったら意味がありませんよね。

今回の件は、ふとしたことから思わぬ発見を見出すことが出来たのです。いつも協力くれるスタッフさんには本当感謝ですね。

●今回のメリット●
・手書きなのでPCで作成するよりも早く進める事が出来た!(印刷納期などが短縮できた)

○デメリット○
・デザインや文字の配置などの読みやすさを考えて作業に取り掛かるまで多少の時間がかかった。業務以外の時間で行ったのでスタッフそれぞれ時間の確保が必要。

メリット&デメリットは上記の通りですが、今回の手書きチラシはニュースレターやコミュニケーションハガキ同様しっかり手ごたえを感じているので、今後はターゲットやキャッチコピーを変えて他の店舗でも実践&振り返りをドンドン行っていきますよ~!?

【まとめ】

せっかく目立たせたい物も時間と共に風景化してボヤけてしまう。
その原因が、他の場所に視線が目移りしてしまうのか、プリントされた文章に患者様が慣れ過ぎているからなのか、理由はお店により様々です。

ただ、どんな理由であれ「答えは現場に隠れている」!!

迷ったらいったんリセットして、現場に足を踏み入れてあらゆる場所からヒントを探してみてください。あなたには何が見つかりますか??

イラスト②

○○を試してほしい!